心臓・血管内科について
心臓や血管系の疾患を診断・治療する内科の専門分野です。
症状
このような症状やお悩みがある方はご相談ください。
- 階段を上ったり、小走りをすると、胸が痛い、苦しい、圧迫感がある
- 夜や早朝に胸が痛む、苦しくなる、左腕にも痛みが伝わる
- 息切れがひどい、すぐに息切れするようになった
- 動悸がする
- 脈が乱れる、速い、遅い
- 血圧が高い
- 足のむくみが出てきた
- 心電図に異常があると指摘された
詳細な検査を行うことで、重大な病気の早期発見につながることがあります。気がかりなことがあれば、気軽にご相談ください。
主な病気
心筋梗塞
心臓に酸素や栄養を含む血液を送り届ける冠状動脈という血管が心臓の周りにあります。この冠状動脈が詰まり、血液の流れが途絶え、心臓の一部が壊死してしまう疾患を、心筋梗塞と呼びます。激しい胸の痛みや胸の圧迫感、息切れ、冷や汗などの症状が現れることがあります。しかし、高齢者や糖尿病をお持ちの患者さんの場合、はっきりとした症状が出ず、だるさや不調を感じることに留まることがあります。
狭心症
冠状動脈が狭くなったりすることで、心臓に送り届ける血液が不足してしまう疾患です。よく見られるタイプは、運動や仕事などで身体を動かした際に、胸が締めつけられる症状が生じる「労作性狭心症」です。安静時でも胸の痛みが生じたり、軽い動きでも発作が生じたりするタイプ（「安静時狭心症」）があります。冠状動脈の攣縮が原因とされ、心筋梗塞に移行する場合もありますので、気になる症状があれば、早めに受診されてください。
高血圧
高血圧の基準値は、世界でも日本でも、140/90mmHgです。症状がないことが多いですが、血圧が140/90mmHg以上の場合は、心筋梗塞や狭心症など他の心臓や血管の疾患になる危険性があります。そのため、生活習慣の改善や医療機関の受診が必要です。心がけていること
心臓や血管系の疾患は早期診断・早期治療が重要と考えています。気になる症状がありましたら、気軽にご相談ください。また、予防にも力を入れています。もし家庭血圧計をお持ちなら、家庭血圧を測定してみてはいかがでしょうか。当院受診中の皆さま全てにお勧めしています。あわせて、生活習慣の改善や運動療法、食事療法のアドバイスを提供します。